今回の動画ではがん治療が終わった方向けの内容となっています。
抗がん剤治療中はどうしても体質、骨の質への影響もありますので、インプラント治療は進められません。
ただ、治療後、回復された方で3年以上経過された方は治療を受けられると生理学の観点から言えると思われます。
1万症例を超える経験から、よりよい生活のために歯科治療をあきらめることなくきちんと主治医にご相談されることをお勧め致します。
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＝＝＝＝本文書き起こし＝＝＝＝
長めに見て3年という観点から見ると
抗がん剤を止めて3年後にはできる
こんにちは舌ストレスと咬み合わせの
歯科医師 安藤正之です
今日はですね
以前（動画で）
抗がん剤の治療した方は
インプラントができません
っていう話をしたんですけれども
ある患者さんから
こういう質問を受けました
抗がん剤に受けた人は
一生ダメなんでしょうか、と
実はがんがもう全快して
抗がん剤はもうやめてる
という人からの質問でした
実はね
私はそれやったことはないんですけれども
生理学の観点からお話します
我々はターンオーバーって言って
入れ替わり
（細胞が）生成されて…
死滅までの
ターンオーバーという
もの（仕組）で
我々って生きています
脳みそぐらいなんですね
あんまりターンオーバーしないの
脳みそ全部入れ替わっちゃうと
記憶が薄れてしまうので
脳みそはね、そうそう
ターンオーバーとは
あんまり言わないんですけれども
例えば生殖器とかね
こういうのはサイクルが早い
というふうに言われてます
で、例えば皮膚とかでね
1ヶ月ぐらい…前後って言うんですけれど
実はですね
骨が一番遅いんです
私が学生の時は
2年って習ったんですけれども
今の教科書見ると
3年って書いてますね
だから、まあ3年…
長めに見て3年という観点から見ると
抗がん剤を止めて3年後には
（治療が）できる
っていう風に
多分なってると思います
私が実際その抗がん剤して
ダメになった人を
やったことが…経験が
1万症例ぐらいあるんですけれども
その中でも
なかったもんですから
質問を受けたので
その答えとしては
生理学的に言うと
抗がん剤をやめた3年後には
（骨も）正常に戻っているはずです
という答えになろうかと思います
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